道化の風景―ドストエフスキーを読む価格: 3,360円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 ドストエフスキー論というと小林秀雄や埴谷雄高、バフチンの名前を思い浮かべる。清水氏は彼らのドストエフスキー論を超える新鮮な視点を提出しながら、ドストエフスキー作品の豊饒な<楽しみ>を抽出することに成功したと思う。 |
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音響設計学入門―音・音楽・テクノロジー価格: 2,940円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 音の響き・防音・音楽・文化・理論や技術の進歩・環境としての音・音声・聴覚・コミュニケーション・バリアフリー・聴能教育などなど。 本書は、誰もが浴びている音というものの物理的な特性とは何か、どのように耳はそれを捕らえ、知覚するのか等も含め、一般人の疑問や興味にも応えてくれる内容であると思う。 あいまいに感性でしか評価できなかった音が、テクノロジーの進歩によって、その物性がかなり解明され人工的な制御が可能になっても尚、ヒトの感性によって受容され評価される部分が大きい音と聞こえの不思議。 本書は、主に九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学研究院)の音響設計学科所属の研究者によって執筆され |
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